食事だけじゃない!元気になるための、誰でもできる超簡単な方法

No Comments
第一感

このタイトル、”元気になるための、誰にでもできる超簡単な方法”、誇張でも何でもありません。

実は先日とても面白い本を読みました。ずばり、『第一感』。

著者のマルコム・グラッドウェル氏は、雑誌ニューヨーカーの専属ライターですが、かなり以前(2000年)に、「ティッピング・ポイント」という本を出してベストセラーになっているので、ご存知の方も多いかもしれません。
さて、この「第一感」。面白い発見が数多くあったのですが、この本の約1/3ページぐらいは、ほぼ色々な検証実験とその結果や考察が示されています。

つまりとても科学的に証明されている本、ということになります。

その中で、これは普段の生活に役立ちそう、と思った項目がいくつかありました。

その中でもっとも印象的だったのは、普段私たちが、”これは自発的な行動だ”、と自分が思っていることは、実はそうではないかもしれない、ということです。

これに関しては、とてもおもしろい実験で検証していました。

簡単に言うと、5つの言葉の中から4つを取り出して、それらを使って簡単な文章を作ります。

たとえば、「日光」、「する」、「湿度」、「レーズン」「しわしわ」 という5つの単語や動詞から4つを取り出して文章を作ります。

出来上がる文章は「日光がレーズンをしわしわにする。」、という感じです。

10問ほど用意し、なるべく早く文章を完成するという実験を行います。

この実験の目的は、語学力テストではなく、これらの問題の中に含まれている単語に対する脳への影響がどのくらいあるのか、ということでした。

10問の単語の中に、歳を取ることがマイナスイメージとなるようなな単語をわざと入れておきます。

たとえば「しわしわ」「灰色」「心配」「寂しい」などというものです。

それによって被験者に対して、脳に歳を取った状態について考えるように仕向けたのです。

被験者はそうとは知らずに回答をします。

そして、被験者がテストが終わって廊下に出て歩いて帰る様子を観察したところ、驚くべきことに、頭の中が老人のイメージで占められてしまった被験者は、まるで老人のような歩き方になってしまったといいます。

これ、驚くべきことだと思いませんか?

よく考えてみると、これは色々なところで誰でも身近にやっていることだと思います。

たとえば、身近なところで言えば、以前誰かの悩みを真剣に聴いて一生懸命アドバイスをしたことがありました。そのあと自宅に戻った時、普段とは全然違う、ものすごい倦怠感というか、疲れを感じたことがあります。

今思えば、その人の悩みを自分の悩みのようにとらえて、どう解決したらいいのか悩んでいたからだったのだ、と納得することができます。

スポーツ選手が常にイメージトレーニングをしているのは、この実験を応用したものですよね。

負のイメージではなく、プラスのイメージを脳に与えることによって疑似体験をして本番に生かす、というものです。

私も、言い方はおかしいのですが、よく脳をだまそうとします。もちろん自分に有利になるように、です。
それはたとえば苦境の時に、そうではないんだよ、と脳に言いきかせたり、何か悪いことが起こっても決して自分は不幸だとは思わないように、ラッキーだ、幸せだ、と思うようにする、というのも一例です。

この実験の結果でわかるように、私たちの日ごろの行動は、もしかしたら脳が勝手に作り上げてしまったイメージや思いがそのままその人の脳を支配してしまった結果、かもしれないのです。

ということは、これを普段の食事改善や健康な生活をするための行動に、いくらでも応用することができます。

たとえばもしご自身の食事を大幅に変えたい、と思っていてもなかなかそうできない人、グリーンスムージーがいいとわかっているのに飲みたくない、と思っている人は、理想的な食事内容について、あるいはグリーンスムージーについてプラスの情報を収集しておく。

たとえば太っている人なら、グリーンスムージーでダイエットができた人の本を読んだり、健康になった実例を知ったり。体調不良の原因がわかっているなら、それを改善するための様々なプラスのイメージや情報や知識を脳に入れておいたり。

色々なことが応用できます。

逆に、普段から甘いものが大好きだけれど、ついつい食べ過ぎてしまう、という場合なら、それらを食べ過ぎた時に体に及ぼす負の影響の情報を仕入れて頭に入れておく。

そうしておけば、もしかしたら甘味屋さんの前を通りがかったとしても自分をセーブすることができるかもしれませんね。

第一感ではこれ以外にも、いろいろなことに応用できそうな実験結果が多数示されていました。

自分のことを良く知る、人間のことを良く知ることが、より良く、健康に、元気に生きるためのヒントになるような書籍です。お勧めです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です