カテゴリー: ロースイーツ

チョコレート効果で心の健康を保つ

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カーラジオから流れてくるアナウンサーの軽快なトークに何気なく耳を傾けていました。

番組では、ある男性人気アナウンサーのA氏が18年間仕事で組んでいる女性のBさんとの話をしていました。

18年も一緒に仕事をしていると、そりゃぶつかり合うこともしばしば。
もう、何百回とぶ喧嘩しているのだそうです。

そんな時、どうするかというと、相手のBさんは、まずチョコレートを買ってくる、という意表をつく行動に出ます。

そして、喧嘩する前に、「まずはチョコレートを食べましょう。」といって差し出します。
A氏とBさんは、そうやってまずはチョコレートを食べ、気持ちを落ち着かせてからおもむろに意見を戦わせる、ということでした。

めずらしいわ。

でも理にかなっていますね。

チョコレートの主な原材料であるカカオには、カカオポリフェノールの効果、があります。

カカオポリフェノールには、活性酸素を除去してくれる抗酸化作用、BDNFと呼ばれる脳内の細胞活性化(記憶力のアップや認知症予防などに関連がある)、血管を広げてくれ、それによる血圧低下効果などが認められています。

そして、もうひとつ、カカオポリフェノールの成分のひとつ、テオブロミンという成分は、セロトニンの働きを助けることがわかっています。

セロトニンとは脳内の神経伝達物質のひとつ。

乱暴に言ってしまうと、セロトニンがたくさん分泌されると幸せな気分になったり、ストレスが軽減されたり、気持ちが落ち着いたり、感情の爆発や暴走を抑えたり、落ち込んだ感情を励ましたり、という働きをしてくれます。

普段の私たちの生活になくてはならない神経伝達物質なのです。

このセロトニンは、食事でも増やしたり、活性化することが可能です。
そのひとつが、チョコレートなんです。だから気分がイライラしてしまったら、カカオポリフェノールの含有率が多いチョコを食べると、気分が少し落ち着くかもしれません。

これは、カカオに含まれているテオブロミンが、セロトニンの活性化を促してくれるから、です。

私がいつも皆さんにお勧めしているローチョコは、そういう意味で心の健康にも寄与できるスイーツなのかもしれません。

普通のチョコレートは、ローストされたカカオを使用して作ります。また作り方によって乳製品と砂糖が入ります。

私が自宅で作っているローチョコは、天然の生はちみつまたはメープルシロップを砂糖の代わりとして使用し、カカオは生カカオを乾燥させてペースト状にしたカカオバター、または生カカオを乾燥させてパウダー状にした生カカオパウダーを使用します。

ローチョコレートは夏場はすぐに溶けてしまって管理が難しいので、今の時期しか作りません。自分で食べてみても、ああ、美味しい~、とうなってしまいます。

ローカカオパウダーを使用して作るチョコクリームを入れたスイーツは年中作りますので、もし興味のある方はロースイーツ講座へどうぞ。(宣伝です。すみません。)

さて、先ほどのセロトニンの話ですが、セロトニンの活性化を促してくれる食材はまだあります。

私がもっともお勧めしたいのは、バナナです。

セロトニンの材料となるものは三種類あります。それはトリプトファン、ビタミンB6、そして炭水化物。

バナナはこの三種類全てを含む優れた果物だから、です。

食事以外にセロトニンの分泌を促す方法として、とても簡単なのは、日光にあたること。一日5分から30分以内で十分ですが、寒い冬でも1日一回は日光の下を歩くことをお勧めします。
仕事で忙しい人でも、5分なら、ランチの時にちょっと外出して外を歩くぐらいはできますよね。

チョコレートは食べ過ぎには注意が必要ですが、ほどよく食べることで心の栄養にもなる食品、かもしれませんね。