フードマイレージの高い国、それは日本

りんごの収穫 地産地消は大切

フードマイレージって?

これは食材が生産された場所から、消費される場所までの距離のことです。輸送量×輸送距離で表します。

このフードマイレージは、イギリスの消費者運動家である、ティム・ラング教授(ロンドン市立大学食糧政策学)によって提唱されました。1994年のことです。

フードマイレージは少なければ少ないほどいい、というのは想像できますよね。

それは地産地消、地場産業の見直しにもつながります。
また、栄養価の面でも重要です。

私がよく食べている生のお野菜や果物。これらは時間が経てば経つほど、栄養価が失われていきます。

野菜たちは冷蔵庫内で保管しただけでも、失われていきます。※きゅうりの場合、ビニールに密閉して常温で保存した場合と、冷蔵保存したものを比較すると、後者のほうが一週間で30%以上減ったというデータがあります。
(※白澤抗加齢医学研究所調べ)
きゅうり

輸送時間が長ければ長いほど、生鮮物は劣化していきます。ですから、地場で生産されたものを食べることが、栄養価値の面からみても優れているのです。

日本はフードマイレージが一番高い国

日本のフードマイレージは、世界の中でも群を抜いて高い、ということをご存知の方は少ないかもしれません。

日本は品目別に見ても、国民一人あたりのフードマイレージで見てもダントツ1位なのです。
農林水産省フードマイレージについて

なぜ日本はフードマイレージが高いの?

日本は南北に長い国。それも大きく影響しています。そもそも高速道路などを走ると、トラックが異常に多いことに驚きます。ほとんどのトラックは何かの物品を輸送しています。宅配便も多いですが、スーパーや市場に卸すような食糧もとても多いことに気が付きます。

たとえば新玉ねぎは年中出回っていますよね。あれは採れる地域が違うから。だからスーパーマーケットでは常に色々な地域から新玉ねぎを輸送して、店頭に並べています。こういうことは南北に長い国ならではですね。

それから外国からの輸入食材も圧倒的に多い。野菜も果物も、穀物類も海外産がとても多いことも影響しています。

CO2排出量に多大なる影響が出る、フードマイレージの大きさ

果物や野菜などの食糧の輸送の距離が長ければ栄養価が減る、ということだけでなく、湯輸送量の多さは、ダイレクトにCO2の排出量にも深刻な影響を及ぼしています。

16.9百万トン、という国内食糧輸送に由来する1年間のCO2排出量はとてつもない数字です。ひとりあたりにすると約130kg分。具体的には車や電気からのCO2が圧倒的に多いのです。

ですから、そういった意味でも地産地消は大きな役割を果たします。地産地消野菜料理

野菜や果物を考える時、私たちは、自分が住んでいる場所以外で生産されるものを食べてみたい、という大きな要求や需要が、フードマイレージを大きくしているのは間違いありません。

フードマイレージを減らすために自分にできることって?

旬のものを食べる、地元で採れたものを食べる、というとても単純で当たり前のことが、国のCO2を減らせたり、地場産業を盛り上げることになり、自分の健康にも大きく寄与します。そして何より、地場で旬のものを食べるとすごく美味しい!

別に真冬にマンゴーやメロンやパイナップルを食べなくてもいいじゃないですか。真夏にリンゴやキウイを食べなくてもいいじゃないですか。

それよりも、夏にスイカやメロン、秋に梨や柿、冬にはっさくやキウイを食べればいいんです。

たったこれだけのことでエコ運動につながったり自分や家族の健康を守ることにつながります。こんな素敵なことってある?

もっと元気な毎日を送るために、そして日本自体が元気になるように、フードマイレージを少し意識して生活をしてみては?

私自身は、地産地消に取り組んでいるスーパーマーケットを応援しています。そういったところを見つけては積極的に買い物に行きます。また、できるだけ国産品を買うように努力しています。

たったこれだけの行動も多くの人がそれを実践すれば大きな波となっていきます。一人の力は微々たるものかもしれませんが、それでも機会あればフードマイレージを意識した生活を送りましょう、と言って歩きます。

 

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