ブルーゾーンの人たち

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沖縄

ブルーゾーンとは、ダン ビュイトナー氏が使った言葉で、世界の長寿地域のことなのです。

イタリアのサルジニアやコスタリカのニコヤ半島、ギリシャのイカリア島、アメリカ、カルフォルニア州のロマリンダ、そして日本の沖縄、がここに含まれます。

これらの5箇所の長寿地域にはある共通項があります。ダン ビュイトナー氏は、この5箇所についてを書籍(ブルーゾーン 世界の100歳人に学ぶ健康と長寿のルール)で紹介し、のちにブルーゾーンプロジェクトを立ち上げました。

ブルーゾーンプロジェクトでは、ミネソタ州のアルバートリーという小さな町でスタートしました。

5つの地域で共通しているのは以下の9つです。

1.食事はプラントベース
2. 腹八分
3.生きがいあがる
4.どこかに所属している
5.体を動かしている
6.社会的なつながりがある
7.ストレスをためない
8.家族優先
9.適度なお酒(必須ではない)

これらは私が提唱しているナチュラルハイジーンと非常に似ている部分があります。
ナチュラルハイジーンの基本は、プラントベースでホールフーズ。体を動かしたり、ストレスをためない、腹八分目などはまったく同じ。

そこに社会的なつながりや生きがい、コミュニティに属したり、交流したりとった精神的な部分が可算されているふうに受け取れます。

ビュイトナー氏は、ブルーゾーンプロジェクトの一環として、まずアメリカ ミネソタ州にあるアルバート・リーという小さな街で実践していきました。

スーパーやレストラン、学校長や学校給食、さらには市議会委員や企業のCEOと協力し、ブルーゾーンのライフスタイル啓蒙活動を行いました。

その結果、彼らのライフスタイルは大きく変わりました。

まず住民の平均寿命が延び、医療費が40%も削減でき、肥満人口が減ったりと、街は大きく様変わりし、その結果に対して米国の他の州が大きな感心を寄せることになったのです。

現在、ミネソタ州の他8州が、このブルーゾーンプロジェクトを実践しています。

ブルーゾーンのWebサイトでは、その人の現在の幸福度を測る簡単テストも無料で行ってくれます。
英語ですが、そう難しくはないので、ご興味ある方はやってみるとおもしろいかもしれません。

ブルーゾーンプロジェクトでは、著者が5つの長寿地域の人たちにアンケートを取った結果、健康で長寿の人たちがどんなものを食べているかの共通点を見つけ、それをガイドライン化しています。

簡単に翻訳したものを掲載しておきますので、参考にしてみてくださいね。

日本でもブルーゾーンプロジェクトを強力に推し進めれば、医療費の削減、健康なお年寄りの増加、肥満人口の減少など、いいことがたくさん生まれると私は信じています。

健康で長生きするための10のガイドライン

  1. プラントベースの食事 果物、野菜、穀物、グリーン、豆を食べる。
  2. 肉は少な目に お祝いの時や何か特別な時に。ベーコンやソーセージなどの加工肉は避ける
  3. 魚は週三回までが目安 (養殖ではない)シャケ、イワシ、マス、たら、アンチョビ、スナッパーなど。大きさは手のひらサイズまで。
  4. 乳製品をできるだけ飲まない チーズが欠かせない人は羊かヤギのチーズを氷ひとつぐらいの大きさまで。玉子は週3回以下
  5. 毎日豆製品を食べる(豆腐を含む) 缶詰の豆は、砂糖や塩、化学薬品が入っていないものを。
  6. ひとつの製品に砂糖が8グラム以上入っている加工品は避ける(クッキーやケーキ、キャンディなど)
  7. ナッツを食べる アーモンド、ピスタチオ、くるみ、ひまわりの種、かぼちゃの種子、ブラジリアンナッツ、ピーナッツなど。砂糖でコーディングしてあるナッツは避ける。
  8. パンはなるべく食べないか、最大1日2枚まで。その際は全粒粉を食べ、白いパン、白い小麦粉のトルティーヤは避ける(とうもろこしのトルティーヤを食べる)
  9. できるだけホールフードを食べ、5種類以上の成分が含まれる加工品は避ける
  10. 1日6杯以上の毎日水を飲む。ワインは食事のお供として早い時間なら(5時頃)OK。砂糖の入れないコーヒーや紅茶は飲んでもいいが、砂糖の入っているコーラやその他の甘い飲料水は避ける。

すべてを実践するのは難しいかもしれませんが、ひとつでもふたつでもできることから初めてみてはいかがでしょう。

言いたくはありませんが、今や国の医療負担は相当なものになっていて、これは減る気配は一向になく、このままだと、今後ますます大きな国民の負担になっていくことは間違いありません。

病院やクリニック、薬局を増やすことにお金を使うことより、まずは今生活している人たちに対して、健康に元気に暮らすために今すぐにできること、から取り組むことにたくさんの福祉予算を使うべきではないかと思います。

たとえばキャンペーンを行ったり、エバンジェリストを育てたり、モデル都市や実践地区を増やしてモニタリングをしたり、それらのデータを公開したり。

自治体や企業のトップ、レストラン、学校、大手食料品などが賛同してくれれば、必ず大きな波となって、より多くの人たちが健康で元気に人生をまっとうできるのではないかと思います。

そういった、社会や人々にとってよりよいプロジェクトを考え、取り組んでいる人を紹介しながら、本当に健康に生きることとは何かを、一人でも多くの人に認識してもらうことが、私がブログを書いたり、講座を行ったりする上で、大きなモチベーションにもなっています。

2017年11月の講座スケジュール

 

Categories: ライフスタイル

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