活性酸素をどうやって排除するか?

活性酸素
活性酸素って何?

多くの人は、老化を早めるもの、アンチエイジングの敵、カラダを錆びつかせるもの、ということはわかっていますし、活性酸素を生まないようにしないといけない、ということもなんとなくわかっていらっしゃいます。
そういう意味では、活性酸素はまさに悪玉。でも名誉のために言っておくと、もともと活性酸素はウィルスや細菌を攻撃してカラダを守ってくれるものなのです。

ところがこれが増えすぎてしまうと、正常な細胞までも攻撃してしまう、ということになり、これが活性酸素の問題点なのです。

でも、そもそも活性酸素はどのように生まれるのか?カラダにどんなことをするのか?ということはあまりわかっていないかも。
活性酸素については、調べれば調べるほど結構複雑なのですが、活性酸素の働きをきちんと知ることで、アンチエジングや病気予防に直結することなので、ぜひ記事にしたくて書いてみました。

活性酸素はなぜ生まれるの?

活性酸素は知れば知るほど恐ろしい。それが私の印象です。

活性酸素は簡単に言うと、生きていればどんな人でも必ず体の中に生まれてしまうものです。

人間の細胞にあるミトコンドリアは、ブドウ糖などからがエネルギーを得ているのですが、そのブドウ糖を取りこんだ時、副産物として、必ず活性酸素が生まれます。

たとえば人間が普通に呼吸をして体に酸素を取り入れた時にも活性酸素が生まれてしまいます。
ただし、呼吸で生まれたごくわずかな活性酸素は、体内にある抗酸化酵素によって無害化(水)されてしまいます。これであればなんの問題もありません。

あらゆる病気や体調不良に関係している活性酸素

ところが、この活性酸素は、病気の90%までにかかわっていると言われていて、増えすぎると無害化されず、あらゆる細胞を攻撃してしまいます。つまりほとんどの病気には、この活性酸素が関わっている、といっても過言ではありません。

たとえば身近なところでは、肥満、メタボ、アトピー性皮膚炎、アルツハイマー、癌、脳こうそく、喘息、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、脳浮腫など。

攻撃された細胞は傷ついてしまうのですが、傷ついたままの状態で分裂が繰り返されてしまうのを防ぐため、細胞は自ら死んでいく、という能力を持っています。
その後、細胞は再構成する力があるため、ふたたび集まって新しい細胞が生まれます。

ところが、この再生能力は、加齢とともに弱まってしまい、だんだんと細胞が減っていくために、臓器の機能が弱ったり、血液の流れが悪くなったりして、これが病気を引き起こす原因となるのです。

また、傷ついた細胞がもしそのまま分裂してしまえば、不完全な細胞が体に増え続けて、それがやがて癌などの病気に発展していきます。

このように活性酸素は非常に怖いものなのですが、体には抗酸化能力が備わっています。

活性酸素を私たちは自ら増やしている

たとえば有酸素運動などを行うとたくさんのエネルギーが必要となり、同時にたくさんの活性酸素が生まれてしまいます。そのため、さらにそれを無害化するためにたくさんの抗酸化酵素が必要です。

だったら、運動しないほうがいいのでは?と思うかもしれませんが、
適度な運動をし続けていると、やがてこの抗酸化酵素が体内に増えていく、ということがわかっています。

通常であれば、一度生まれた活性酸素は、体の中にある抗酸化酵素により無害な水になって対外に排出され、運動したりすることで、抗酸化力も強まって無害化されるのですが、残念なことに抗酸化酵素は加齢とともに減少してしまいます。
当然運動不足によっても減少します。
目安としてだいたい40歳ぐらいから急激に減っていくと言われています。

ただし年齢だけでなく、生活習慣によっても活性酸素の大量発生が考えられます。

たとえば暴飲暴食、タバコ、お酒、睡眠不足、ストレス、過度な運動、紫外線など。

抗酸化酵素は肝臓で作られるため、肝機能が健全でない場合、抗酸化酵素の働きが弱まっていき、活性酸素が増殖する、ということにもつながります。

活性酸素は体内でどんどん悪性化していく

活性酸素のややこしいところは、実はこの活性酸素は体の中でどんどん変化していくところなのです。

抗酸化酵素の活躍で最初に発生した活性酸素の無害化(水にする)が果たせたとしても完全に除去できない場合、この活性酸素は過酸化水素に変わっていきます。

この過酸化水素は非常に攻撃的です。

もともと活性酸素は、自分を無害化するようにプログラミングされているため、血液中の赤血球から、水素を取り出そう攻撃したり、血管壁の水素も攻撃してしまいます。

すると、本来はまん丸のキレイな赤血球が攻撃され、ガタガタの状態になってしまいます。

もともと赤血球の働きは体全体に酸素を送りこむことです。

その機能が果たせなくなり、酸素をうまく運搬できなくなるため、体調不良が起こってしまいます。

なんとなく体がだるくなったり新陳代謝がうなくできなくなったり、ということが起こってしまうのです。
また、血管壁の水素が奪われてしまうと、血管が固くなり、動脈硬化や血栓症の原因となります。

さらにもっと怖いのは、これさえも放置してしまうと、今度はその活性酸素が赤血球内の鉄分と結びつき、最悪の活性酸素へと変化していまうことです。

最終変化してしまった活性酸素は、遺伝子情報を持つDNAを攻撃してしまうのです。
遺伝子情報が傷つけられたままミスコピーされた細胞が体中に広がり、やがて癌が発生してしまう、ということになります。
また、脳の神経細胞が攻撃されてしまうと、他の細胞と違い、再生できない脳細胞はやがて死んでしまいます。

ということは、記憶力の低下を招き、さらに進むと、やがてアルツハイマーなどへつながることは容易に想像できますよね。

このように、活性酸素を体に持ったままにすることはいかに危険なことか、ということがわかります。

活性酸素をいかに無害化するか?

アンチエイジングのためにもっとも必要なことのひとつには、この活性酸素が生まれても、それをいかに無害化すればいいのか?だと思います。

ではどうしたら活性酸素を無害化すればいいのか?

普段からできることとして、抗酸化作用の強い食品をできるだけ摂ること。

まず覚えておきたいのは、ビタミンEとCの存在です。
過酸化酸素が細胞を攻撃しようとしたとき、細胞壁を守ってくれるのがビタミンE。自らが酸化して、細胞が酸化するのを守ります。
けれども厄介なのは、その酸化したビタミンEが活性酸素を発生させ、さらに細胞を攻撃しようとしてしまいます。そこで、今度はビタミンCが酸化してその攻撃を守ってくれる、というわけ。

だから、ビタミンCとビタミンEは活性酸素除去に非常に重要な要素です。
そしてもうひとつ重要なのがポリフェノール。ポリフェノールは細胞壁のま
わりについて、活性酸素の攻撃から守ってくれます。

活性酸素を無害化する具体的な食材とは
抗酸化物質の多い果物

抗酸化物質の多い果物

野菜や果物は紫外線にあたったり外部からの攻撃によって自らが活性酸素を作ってしまうため、その身を守るために抗酸化物質を作ります。

それがファイトケミカルと言われるもの。
ですから、それを人間が食べることにより、体の活性酸素を除去することができるのです。
また、先ほどの説明でビタミンCやEも重要ということがわかりましたね。

特におすすめの抗酸化力のあるお野菜として、色の濃い野菜、たとえば小松菜、ほうれん草、ピーマン、ブロッコリ、パプリカ、パセリ、大根の葉、かぶの葉、人参など。
また、辛味や匂いの強い野菜、たとえば大根、ネギ、セロリ、ショウガ、にんにく、パクチー、玉ねぎなど。
その他、とうもろこしやレモン、などもお勧めです。

できればすべて生で摂ると栄養がまるごといただけます。また皮の部分も残さずにね。(大根や人参は皮をむかない、玉ねぎの皮も調理に入れちゃう、など)

ビタミンCの多いお野菜や果物として、赤ピーマン、黄ピーマン、パセリ、アセロラ、レモン、ゆず(果皮)、焼きのり、などがお勧め。

ビタミンEのお勧めは、動物性ではあんこうの肝、すじこなど。ベジタリアンであれば、アーモンド、松の実、ひよこ豆、焼きのり、とうがらし、大根の葉、ゆず、アボカド、モロヘイヤ、とんぶり、赤ピーマン、菊の花、しそ、アボカドなどがお勧めです。

ポリフェノールの多いものとして春菊、レンコン、黒米、玄米、さつまいも、ししとう、マンゴー、ブルーベリー、ぶどう、りんご、ブルーン、柿、大豆など。

活性酸素を除去できる、夢の水 水素水
水素水は活性酸素を除去してくれる

水素水は活性酸素を除去してくれる




そしてもうひとつ効果が高いとされているのは水素水。
水素は活性酸素を無害化して水にしてくれるからです。

私は飲んでいなかったのですが、今回この記事を書くにあたって調べた結果、水素水の効果はまだ臨床実験中だとは言うものの、あちらこちらで成果が出ていて、巷にもたくさんの水素水が出回っています。
ですから、水素水を飲み始めてみたいなと思い始めています。

私たちがいつまでも元気でイキイキと暮らしていくために、発生してしまった活性酸素を除去するために、抗酸化力の強い、ファイトケミカルを多く含む野菜や果物を摂ること、まずそれを実行してほしいと思います。

普段の生活においては、適度な運動を続けていき、抗酸化力を高める抗酸化酵素の働きを活性化すること、タバコやお酒を極力控えること、暴飲暴食を控えること、なるべく睡眠不足にならないようにすること、などを提案したいと思います。

みんなで元気になりましょう。

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